前回、ようやく大型二輪の卒検に合格したことを書きましたが、舞い上がっていたんでしょう、書きたいことの半分も書けていませんでしたので、ちょっと落ち着いた今、もう一度振り返ってみたいと思います。
スタートしたのが、4月8日。
2ヶ月半経って、ようやく卒検合格。
学生さんと違って、普段仕事があるだけに、なかなか予約が取れずに時間がかかってしまいましたが、第二段階に入るとあっという間だったような気がします。
第一段階で、なかなかみきわめに行かせてもらえなかった時は、本当に卒業できるのかな、なんて弱気な時もありましたが、今となっては笑っちゃう思い出となりました。
ここで私なりに、各課題で感じたことや、コツ(私なりの)を書いておきたいと思います。
ただ、私は最初に書いたように、学生時代に中型を取ったものの、ほとんど二輪の経験の無い素人ですので、そのつもりで。
① 運転姿勢
身長で相当違ってくると思います。私はちなみに166㎝と小柄なので、大型のハンドルはかなり遠く感じました。教習本なんかを読むと、背筋をのばして姿勢よく、なんて書かれていますが、それは無理。小柄な方や女性の方は、できるだけ前に乗って、タンクに覆いかぶさるようにすると、腕に余裕が出来ます。8の字、クランクなんかはぜひ、この姿勢で試してみてください。
② 発進・停車
教官の言うとおりの安全確認さえ守れば問題ありません。停止は一度教官に確認してもらって、自分の乗車姿勢から見える白線やポールの位置を確認しておけばいいと思います。ミラーの確認、指示器忘れなどのバカらしいミスは教習時に必ず意識するように癖をつければ大丈夫。
③ 8の字 : 2速、 絶対ダメ・・・パイロン接触(少しでも20点の減点)
進入の際に十分速度を落として、2速のアイドリング(+α)のパーシャルで十分です。決して早く走る必要は無いので、円の反対側を見るつもりで、一定のアクセルで行きましょう。出口は、1速に落とす必要がありますし、安全確認や指示器などいろいろあるので、もっと手前で指示器、安全確認の意識を持つと慌てません。パイロンに接触すると大きく減点されるので、それだけを注意すること。
④ クランク : 2速、 絶対ダメ・・・パイロン接触( 同上 )
基本的には、8の字と同じだと思います。ただ、8の字よりもコーナーがせまくなるので、車を倒して曲がろうとせずに、ハンドルを切って曲がる意識でいいと思います。検定中止になる原因のトップらしいので、慎重に。小柄な人は、できるだけ前に乗って、タンクに覆いかぶさるくらいにすると、ハンドルが大きく使えます。私は最後のコーナーは、1速に落とすふりでクラッチを切って進みました。その方が、出口で1速に落として慌てるよりもスムーズです。
⑤ 一本橋 : 1速、 絶対ダメ・・・脱輪(即 検定中止)
コツは、最初の停止線でまっすぐに停車すること。出来るだけ低い回転でスタートすること。ブレーキは後輪が乗ってからのリアの1回だけにすること。目線は橋の終わりくらいを見続けること。フロントブレーキはバランスを崩す原因になります。
何度も練習すれば、必ず落ちなくなります。半クラでの速度調節も出来るようになります。教官に必ず言われると思いますが、ニーグリップは大事です。もし、脱輪しそうになったら、タイムを無視して走りぬけちゃいましょう。検定中止よりマシです。
⑥ 波状路 : 1速、 絶対ダメ・・・脱輪( 同上 )
唯一スタンディングでの課題ですが、コツは立ち方。腰を引かずに、ヒザでタンクを挟み込むように立つこと。教官が言っていましたが、いちばん重いエンジンの真上で立つと安定するらしい。ハンドルに体重をかけないこと。また、立つタイミングも車がまっすぐになってからの方がバランスを崩さずにすみます。最初の段差までにリアブレーキで十分減速すること。段差については、最初の一つ目を大事にすること。それをアクセル開く、クラッチつなぐの動作でスムーズに行ければ、後の段差は必ず上手くいきます。リズムを大切に。頭の中で、「ブオン、ブオン、ブオン」って言いながらアクセルワークをすればやりやすいかも。タイムは全く気にする必要はありません。走り抜けさえしなければ、大丈夫です。
⑦ 坂道発進
たぶん問題ないでしょう。停止の際に右足をつかない様に。発進の際にあまりアクセルを開けすぎないように。それだけです。
⑧ 急制動 : 2速~3速、 絶対ダメ・・・停止位置超過(即 検定中止)
めちゃめちゃ練習した思い出があります。
まずは、十分止まれるんだということを理解することです。ロックするほど急ブレーキを意識しなくても余裕で止まれます。まずは、そう信じることです。ブレーキは、ぎゅぅぅぅ~うって感じで、決してぎゅっ!ではありません。それから、出来るだけ早く40㎞まで加速すること。制動開始位置までアクセルを開けていたら、止まれません。制動開始位置の5~6m手前でアクセルOFFする癖をつけましょう。(そこまでは、2速3速で全開です!) ここでのエンストは問題ないので、クラッチもギリギリまでガマンしましょう。バランスを崩して、右足をつかない様に。
⑨ スラローム : 3速(2速) 絶対ダメ・・・パイロン接触(少しでも20点の減点)
これを2速でいくか3速でいくかは、私もわかりません。教官もバラバラでした。私は本番は3速で行きました。この課題が得意で、教官がタイムに厳しそうなら2速。あんまり自信が無く、検定中止は絶対避けたいなら3速でしょうか。上手くなるには練習しかないのですが、最初のうちから転倒してもいいから思い切り倒して行こうと練習した方が、上達は早いと思います。それと進入速度が速すぎると、最後のあたりで大回りになってしまいますので注意。人が練習しているのをカウントしながら見ていると、どれくらいのリズムで行けばいいのかがわかります。
⑩ 踏み切り : 1速
特に問題ないでしょう。発進時の右後方確認。踏み切りの左右確認をオーバー目にして、踏み切りを完全に越えるまでは、シフトアップしないこと。
⑪ 外周 : 2速~3速
問題ないでしょう。直線後のコーナー手前では、ポンピング・ブレーキで20km以下まで減速。コーナーで内側に入らないように。常に左の白線から1m前後のところを走るように癖をつけましょう。また、たぶん速度標識があるはずなので、その速度を越えないように。また、ブレーキは前後のブレーキをしっかり使います。
⑫ 交差点 : 絶対ダメ・・・信号無視
当たり前ですが、信号は守りましょう。見通しの悪い交差点などでは、安全確認のための停止はOKです。また、青になったら安全確認後は、さっさと発進しましょう。遅すぎると減点になります。また、停止位置にも注意。つぎのコースに合わせて車線の右、左どちらに止まるのか明確に。指示器のON、OFFにも気をつけて。
こんなもんでしょうか。。。
当たり前のことばかりですが、始めたころはいつも頭の中はパニックでした。
卒検ですが、教習時間内に教官に、「このミスは減点○点、ここでこうしたら減点△点」って言われたこと無いです。
(少なくとも、私の通っていた学校では・・・)
ということは、検定中止になるようなことさえしなければ、通るということ。
一本橋のタイムは教習の際に10秒以上と言われますが、9秒9で不合格になるのと、10秒1だから合格するのと、どれほどの違いがあるのかということなのです。
スラロームで、6秒9でいく人と、7秒1で走る人とそんなに違うのかということです。
実際にそんな場面に出くわしたら、一本橋は出来るだけ早く渡りきろうとするでしょうし、スラロームはゆっくり走るでしょう?
それに対して、検定中止の、一本橋や波状路の脱輪、スラローム・8の字のパイロン接触なんかは、まだその技術がついていないということの証明なのです。
要するに、大きくて重い車を操る技術が身についたかどうかなのです。
バランスが悪いとか、ニーグリップがきちんと出来ていないとかいうのは、第一段階でクリアできているはず。
技術がともなえば、あとは十分な安全確認、それですべてです。
ほら、気が楽になったでしょう???
いま大型二輪を取ろうと思っている人がもし読まれているなら、ぜひ挑戦して欲しいと思います。
私の学生時代(約20年前)は、大型二輪は教習所で取れるはずも無く、大型に乗っている人は特別な存在でした。
“限定解除”という言葉に男は皆、憧れを抱いたものです。
でも、今は教習所で丁寧に教えてもらえ、時間はかかるにせよ、以前に比べ“簡単に”大型免許を取ることができるようになりました。
“限定解除”は決して夢ではなくなったんです。
もし、今手元に、10万円が準備できるなら、教習所に行きましょう!
取っちゃえば、すぐじゃなくてもいつかはハーレー乗れるんですよ!
(別にハーレーじゃなくてもいいんだけれど・・・)
第一段階1時限目で書いたように、BIKE暦0年の私でも取れました。
きっと、誰でも大丈夫です。
特に、私と同じ毎日の仕事に忙殺されている貴方、学生時代に出来なかったことに再挑戦しましょうよ。
子供(孫?)にかっこいいと思われたくないですか?
おじいちゃんでハーレーって、かっこいい!
楽しい、バイク・ライフをおくりたいと思います。
一緒にいかがですか?
でも、安全運転、忘れないでくださいね。
最近のコメント